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課題: メインフレームの夜間バッチ稼動時間を短縮する


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メインフレームのバッチ処理性能を改善したいお客様へ
 
 
 
 
メインフレームは 「バッチ処理や多重処理が得意」 と言われていますが...
バッチ処理の性能を改善するポイントは何なのか、その秘密を明かします
 
 
 
まず最初に、私達が言う 「バッチ処理の性能改善」 をお見せします  

事例1 CPU: GS21 600 (最上位機種)  OS: MSP   改善目標: 実行時間を2時間短縮(10時間→8時間)
 
【改善前】 開始 21時、終了 7時 (実行時間 10時間)
  図の見方   青い横線:ジョブの稼動時間、 横軸:時刻、 縦軸:ジョブ名       
  23時〜4時のCPU使用率は100%
 
【1次改善後】 開始 21時、終了 4時 (実行時間 7時間)
  目標2時間短縮に対し、3時間短縮を実現。 21時〜4時のCPU使用率はほぼ100%。
 
  ※目標達成のポイント
   ・稼動状況の可視化し、システム全体からと、ターゲットとなるジョブの絞込んでの両輪でのアプローチ
   ・ジョブのCPU時間を削減するチューニング手法を積極的に実施
   ・改善のしすぎは厳禁 
    CPUに余裕が出れば、1〜2時間短縮させるチューニング項目を保有している
 
 この改善を企業価値に変えることが本来の目的であり、3時間短縮はあくまで手段であることを忘れてはいけません。
 
 これが、バッチ処理の性能改善です。
 
 
 
 いかがでしょうか?    たいしたことない?
 
 専任のシステム運用グループがあって日々改善しているシステム、これを専門的な観点からブラシュアップしていく。
 たとえて言うと、体脂肪率10%のアスリートを体脂肪率5%まで鍛えあげたような状態です。
 
 たいしたことないな、と思ったあなた、さすがです。
 実際には、体脂肪率30%の私(?)を、人並みの体脂肪率20%に生活改善するようなケースの方が普通です。
 (さらに体脂肪率を知らない人の方がもっと多い)
  
 「XXXを導入したら、8時間の夜間バッチが1時間になった」 というような素晴らしい事例紹介がありますよね。
 本当に素晴らしく、お客様も喜ばれていることと思います。
 
  しかし、あえて気になってしまうことは、
  A) 長年8時間もの劣悪な環境で使わされてきて可哀想だったな
  B) 今は1時間になったけど、遅いときは2時間だったり、1年後には3時間になるようなことはないのかな
 ということです。
 
 どうしてこのような状態になるのでしょうか?
 A: 他のシステムと比較するための情報や指標が全くないことが原因の一つです。
   ⇒ 私どもが開発したCPU/IO頻度分析は、システムを同じ尺度で把握する強力なツールです。
 B: データを巨大なメモリに常駐させて、CPUをぶんぶん回していれば速いですよね。まさに、最速・最高の状態。
   業務が凍結されていればよいのですが、メモリ・CPUを競合したらどうするのでしょうか?
   ⇒ だから、「改善のしすぎは厳禁」だったのです。 だから、「CPUの削減」も必要なのです。
 
 
 
 3年前のチューニングの常識は通用しない

 
 私は、富士通のユーザ団体である「富士通ファミリ会」の論文で提言しました。
   タイトル: 「性能管理・改善のブレークスルー −自らの常識を破り、どのように性能改善を実現したか−」
 
 さらに、GS21 600 と GS21 200 (PRIMEFORCE) でチューニングの手法は異なります。 (OSの違いだけではありません)
 私がアスリート向けの筋トレメニューをやったら、1日で壊れてしまします。当たり前ですよね。
 
 これを意識しないで性能改善をやったら大変なことになります。
  
 夜間バッチ処理時間削減へアプローチ、なんていうノウハウも紹介しています。  
  

 
 
 
 「実は、ハードを増強しなくてもバッチ処理の性能は良くなんじゃないか?」
 「性能改善に取り組んでいるんだけど、いつまで経っても期待した成果がでない。」
 「性能の小さい機種にリプレースするけど、バッチ性能は落としたくない。」
 
  そんなお客様へのお手伝いをします。
  
 まずはご相談ください(無料)。 コンサルティングがよいのか、ハード増強が良いのか、そこから判断します。 
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2005年9月作成、2007年1月修正
株式会社アイビスインターナショナル
代表取締役 有賀 光浩

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